院長ごあいさつ
みなさまこんにちは。成増さくら歯科・矯正歯科の院長 桂田真理奈です。
わたしはワイヤーやマウスピースで歯並びをなおす、矯正歯科の専門です。大学病院で研鑽を積み、退職後は都内や他県の歯科医院10件以上で月1~2日ずつ矯正の患者様の治療しておりました。
ですが月に1~2日しか矯正予約日がないと、患者様の矯正の予約が取りづらく、仕事や学校を早退していただく場合が多くありました。それでもなんとか2か月に1回でも来ていただければ矯正治療は進むのですが、その分矯正の治療期間が倍かかってしまいます。
歯の治療のために仕事や学校を早退してまで通うのは、患者様にとってはストレスだろうと心苦しく思っておりました。
そこで、矯正治療の予約がとりやすく、かつ一般診療もすべて一か所で完結するような歯科医院をつくりたいと思い、今回の開業に至りました。
お忙しい毎日をお過ごしのみなさまに、歯のクリーニングや矯正治療、ホワイトニングをもっと気軽に受けていただけるように努力してまいります。歯医者の予約のためにお仕事や習い事を調整しなくていいように、土日祝日も診療しておりますので、いつでも気軽にお電話くださいませ。
矯正治療で大切にしていること
また、矯正治療の方法にもこだわっております。
現時点での矯正治療の方法は以下の3通りです。
①表側のワイヤー矯正 ②裏側のワイヤー矯正 ③マウスピース型矯正装置
それぞれにメリットとデメリットがあり、患者様の歯ならびの症状や、お仕事などのライフスタイルに応じて選択していただくができます。
歯科医院によっては限られた方法でしか矯正治療を行っていないところもあり、患者様の選択肢が少ない場合が多々あります。矯正治療は2年~3年かかりますので、途中でやめたりせずその間しっかり矯正治療をやり切ることが大切です。そのためには患者様が主体性をもって矯正装置を選んでいただくことがとても重要です。
この装置でしかできませんと先生に言われて選択するよりも、ご自身で納得したうえで選択した矯正装置でするほうが、その後の矯正治療期間のモチベーションが高まります。
それは通院頻度や毎日のブラッシングの丁寧さなどすべてにつながり、それにより矯正治療がうまく進む、といった好循環が生まれます。逆に、「この矯正装置でやらされている」という患者様の意識は、「これはいつ終わるんだろう」「食べたものがすごくつまるしブラッシングがめんどくさい」というネガティブな感情につながります。そうすると歯ぐきがはれてきたりしてさらに治療期間が長くなる、といったような悪循環につながります。
治療は医師が行うものですが、そこには患者様の主体性と、医師との信頼がとても大切です。特に矯正治療は、患者様が毎日自分できちんとブラッシングをしたり、ゴムかけをすることがとても重要です。それが治療期間をかなり左右します。
医師と患者様がきちんとコミュニケーションをとり、同じゴールを見据えることがなによりも大切なのです。
せっかく自分がきれいになっている過程を楽しんでいただけるよう、透明なブラケット装置やホワイトワイヤーなど、目立たない矯正装置を各種取りそろえております。矯正装置でおしゃれをされたい方のためにも、カラーゴムなどカラフルな装置も取り扱っておりますので、なにかご希望のイメージがあればぜひ院長にご相談ください。
またわたしの月に1度の矯正治療では、今回はどんな処置をしたか、その目的はなにか、今はどの段階であるかを毎回必ずお伝えするようにしております。
それを患者様に理解していただくことが、同じゴールを見据えるためにとても重要だからです。
たとえば、「このゴムを毎日なるべく長時間がんばって使用してください。」と言われるだけでは、目的がわからないのでがんばれないと思います。
ですが、「今は歯の真ん中が顔に対してずれているので、この歯を右に動かしたいのでここにゴムをかけてください。時間は1日の半分以上は使わないと効果がないので、最低12時間は使用してください。」と伝えられれば、目的も理由もわかるので、できる日が増えるはずです。30日間ある1か月のうち、わたしが治療するのはたった1日だけで、残りの29日に患者様にゴムを使用していただけなければ矯正治療期間はどんどんのびていきます。
ここまでで、わたしと患者様が協力していくことがとても重要なのがおわかりいただけたかと存じます。
矯正治療を始めるのに遅すぎることなんてありません。
わたしの母親も60歳で、長年気にしていた八重歯を直しましたが、終わって3年経った今でもよく鏡で「矯正やってよかったわ~」と言いながら歯を見ています。本人は気づいていないかもしれないですが、笑うときに無意識で口元を手で隠していたクセも、まったくなくなりました。
すべては無料矯正相談からはじまります。
ちょっとここが治ったらいいなぁ、という歯並びなおしてみませんか。
まずは一歩ふみだして、お電話をいただければと思います。
みなさまのお悩みをぜひお聞かせください。
院長 桂田真理奈 2024.7.3.